こんにちは。
宮本です。
今回は、弊社イチオシの”リボン巻替”についてです。
トナーカートリッジの再生では、プール品と言って、既に再生した物を販売されていますが、プリンターリボンの場合は、再生品をご用意しておりません。
ユーザー様がお使いになって、印字が薄くなってしまったリボンカセットをお預かりして、中のインクリボンのみ新しいリボンに交換します。
まず、ユーザー様からお預かりしたリボンカセットから使い古したリボンを抜き取りますが、このとき少しだけカセットの中にリボンを残します。この残したリボンの巻き取り側に新しいリボンを溶着し、機械にセットして、リボンカセットがリボンを巻き取る要領でリボンを巻き込みます。
こうすることによって、リボンカセットの巻き取る力を判断することもできます。
リボンカセットには、巻取ローラーが入っております。
このローラー、昔はゴム製の物が多かったのですが、特に最近ではウレタン製のものが多く、経年や使用することによって劣化し、リボンを巻き取ることができなくなります。
この時点がリボンカセットの寿命になります。
リボンカセット自信が巻き取ることによって、この劣化をチェックすることができます。
こうしてリボンカセットの中に新しいリボンを巻き込みますが、次に、リボンをエンドレスに回すため、超音波でリボンの端同士を溶着して出来上がりです。
インクリボン自体は、専門のメーカーがあり、600mとか930mといった大きなロールで用意しております。
簡単な説明ですが、ご理解いただけたでしょうか?
弊社公式ホームページにて、画像でご案内しておりますので、よろしければご覧ください。
インクリボン巻替工程 ←クリックで弊社ホームページに飛びます
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回は、インクリボンの規格についてご紹介します。